ほうれん草の種まき時期はいつ?春まき秋まきの違い
ほうれん草の種まきに最も向いているのは、秋まき(9月下旬〜10月中旬ごろ)です。春まきなら3月中旬〜4月ごろが目安で、暑さの前に収穫まで進められます。なお、地域の気候で数週間ずれることがあるため、目安として参考にしてください。
ほうれん草の種まき時期の目安
初心者の方には秋まきがおすすめです。 ほうれん草は涼しい気候を好み、発芽に適した温度は15〜20℃前後とされています。この温度帯に当たる秋は発芽が揃いやすく、病害虫も少なめです。
| まき方 | 種まきの目安 | 収穫の目安 | 育てやすさ |
|---|---|---|---|
| 秋まき | 9月下旬〜10月中旬 | 11月〜12月ごろ | 育てやすい |
| 春まき | 3月中旬〜4月 | 5月ごろ | とう立ちに注意 |
| 夏まき | 7〜8月 | - | 発芽・生育が難しい |
※暖地・寒冷地では前後します。種袋の栽培カレンダーも合わせて確認してください。
春まきと秋まきの違い
違いは日の長さと気温にあります。 春まきは育つ途中で気温が上がり、日が長くなっていくため、花芽が伸びる「とう立ち」を起こしやすくなります。とう立ちすると葉が硬くなり、収穫量も減ります。
秋まきの特徴
日が短くなる時期に育つので、とう立ちしにくく、葉が厚くて甘みが増しやすいのが利点です。寒さにも比較的強く、霜が降りる時期まで収穫を続けられます。
春まきの特徴
収穫までの期間が短い一方、日が長くなるとすぐにとう立ちします。春まきをするなら、とう立ちしにくい春まき向けの品種を選び、種まきを遅らせすぎないことが大切です。
ほうれん草の種まきを失敗しないコツ
発芽させるには、土の酸度・水分・種の深さの3点が重要です。 ほうれん草は酸性の土が苦手です。
- 土を整える: 野菜用培養土なら基本的にそのまま使えます。庭土やプランターの再利用土は、苦土石灰を混ぜて1〜2週間なじませると安心です。
- 種をまく: 深さ1cmほどのすじをつけ、種を1〜2cm間隔でまいて土を軽くかぶせます。
- 水やり: 発芽までは土を乾かさないようにします。ただし、水のやりすぎで土が常に湿っていると腐ることがあります。
- 間引き: 本葉が出たら混み合う所を抜き、最終的に株間5cm前後にします。
発芽しにくいときの見直し点
- 気温が高すぎないか(25℃を超える時期は避ける)
- 土が酸性に傾いていないか
- 種を深くまきすぎていないか
夏の暑さが残る時期は、日陰に置いたり、まいた後に湿らせた新聞紙をかぶせて発芽まで乾燥を防いだりする方法もあります(発芽したらすぐ外してください)。
プランターでの育て方と収穫の目安
プランターなら深さ15cm以上のものが使えます。 標準サイズ(幅60cm程度)で、2〜3列にまくと育てやすいです。日当たりの良い場所に置き、草丈が20cm前後になったら収穫できます。
- 追肥は、本葉が数枚出たころと間引き後に少量ずつ与えます。
- 秋冬の寒さが強い地域では、不織布をかけて霜を防ぐと葉が傷みにくくなります。
- 春まきは、収穫を遅らせるととう立ちするため、小さめでも早めに収穫してください。
種まきの時期をずらして収穫を長く楽しむ
1〜2週間ずつ時期をずらしてまくと、収穫が一度に集中せず長く楽しめます。 一度に全部まかず、プランターを分けたり、同じプランターで場所を分けたりして、少しずつまくのがおすすめです。
まとめると、初めてなら秋まき、春まきは早めの種まきととう立ち対策を意識すると、失敗しにくくなります。
よくある質問
- ほうれん草は夏にも種をまけますか?
- 真夏は発芽しにくく、育ってもとう立ちしやすいため、初心者の方にはおすすめしにくい時期です。まず秋まきから挑戦し、夏まきをするなら暑さに強いとされる品種を種袋で確認するのが安心です。
- ほうれん草の種は水に浸けてからまいたほうがいいですか?
- 必須ではありませんが、気温が高めの時期は一晩ほど水に浸けると発芽が揃いやすくなることがあります。浸けすぎると傷むことがあるので、半日から一晩を目安にし、まく前に軽く水気を切ってください。種袋に処理済みと書かれている場合は不要です。
- 秋まきの種まきが遅れて11月になったらもう無理ですか?
- 育ちはゆっくりになりますが、無理ではありません。寒さには比較的強いので、不織布などで霜よけをしながら育てる方法があります。収穫は遅くなるため、草丈が小さくても早めに少しずつ収穫する方法が向いています。